| ■設計理念
住まいは、施主の夢と希望を形として実現すべく、建築設計の専門家が意匠・構造・設備等の専門知識をもってサポートして創る合作です。主は建築主です。設計者は施主の思いに同化するという一歩引いたスタンスが望ましいと思います。
しかしながら、施主様の要望には相互矛盾することもあれば、技術的法的に不可能だったり、可能ではあっても、ベターとは思えない要望も結構あるものです。その場合、波風を立てずにまるまる施主様の言うとおりにしようとなったら、良い建物は出来にくくなります。
もし、設計行為が営業の一環でサービスだったら、どうしても意見の戦いを避けるようになり、結果としてごくありふれた家になりやすいと言えます。
設計という行為ははキチンと設計監理契約を結んだ後に、設計者が互角に物を言える立場で施主のサポートをするのが理想と言えます。
家は、建築主の考え方・設計者の考え方・敷地や予算条件の組み合わせで、ほとんど無限と言っていいくらいのパターンが存在します。
しかし、あらゆるパターンを試すという訳にも行きません。私の場合は次のような進め方をしています。
■設計の進め方
施主様の要望を優先順位をつけて列挙して頂く→設計者が叩き台となるプランを提示し、施主様の意見を求める→変更案を提示。 これを繰り返しますが概ね期間は1ヶ月~2ヶ月となります。
次に概算工事費を出し、施主様のご予算限度内で収まりそうかどうか確認後実施設計に入ります。期間は1ヶ月~2ヶ月くらいです。
実施設計が完成したら、業者選定のため見積もりを取ります。この時、工務店に一括発注するか分離発注するかの選択となります。両者の違いは、別ページでご説明します。
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