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■この家の主は、20代の若いご夫婦と小さい女の子です。東西方向に長い敷地で、東側はに6m道路、西側に25m道路、南側に遊歩道という敷地条件です。あまりにも恵まれた条件ですが、逆に言えば、プランの仕方がいくらでもあるという、設計者にとっては的を絞りにくい敷地であるとも言えます。
そこで、プランニングの取り掛かりは、ご夫婦のライフスタイルということになります。山岸6丁目の家を見学なさり、こういう家に住みたいと思われたそうですので、そこで、気に入られたエキスを取り入れることにしました。
最も気に入られたのは、2階居間の広々とした空間のようでしたので、それを軸にプランを進めました。2階をただの四角な空間にしたのでは変化に乏しく魅力に欠けると思ったので、LDKを真ん中で分けて、南北にづらしました。づらして出来た入り隅にデッキを設けました。半分室内で半分外のような空間は居間を広く豊かに見せてくれると思ったからです。
そして、2つのブロックの中央付近に1階からロフトまでを貫く螺旋階段を持ってきました。この螺旋階段は、縦横の直線で成り立つ室内空間の中で唯一曲線を描くので、デザイン上のアクセントとなりますし、光を階下まで落としてくれるので、部屋中央に設ける階段としては採光上都合が良いという面があります。
そして、1階と2階は螺旋階段以外に、デッキの外階段があり、2階とロフトの間には、梯子もあります。動線が回遊できるようになっています。キッチンも部屋中央に持ってくることで周りをぐるぐる回れるようにしました。この、グルグル回れる動線計画をしたので、遊園地のような遊び空間になりました。
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