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この家は、花巻市東和町の中心街からやや西側に位置する新興の住宅地に建設されました。周囲はなだらかな丘陵地になっており、特に敷地の北側は谷になっていて、景色がとてもいいところです。30坪ちょっとの家の規模に対して敷地は広く、将来庭を整備していくようになった時に、家との関連性をもてるように、半外空間であるデッキを意識して設けました。
デッキは、居間を広く見せる為のアイテムで居間の南北に2箇所設けました。そして、そこに面するサッシは全開口とし、開け放てば24畳の居間に4畳半のデッキ2箇所を加えた33畳相当の空間が生まれます。
この居間には、吹抜けを設けると同時に、天井は厚さ40ミリ弱の厚さの2階フローリングの裏面を表しにしてしている為、梁等の構造材が露出し、それらがアクセントとなり、変化に富んだ空間になっています。また、螺旋階段も居間の中に設けたので、赤い曲線が空間に彩を添えることとなりました。
居間の内装は、壁に無垢板を全面に貼りました。床板も同種の板材を使用したので、ログハウスのような木の味わいに満ちた暖かい印象の空間となりました。
2階部分は、主寝室と将来2部屋に分離出来る様に出入り口を2箇所設けた子供室となっていて、3部屋全てにロフトを設けました。そのため、棟部分の空間は余すことなく室内空間として使い切られています。そして、最もこの家の特色となっているのは、なんといっても太陽光が満ち溢れている点です。
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